「なさけおくる/情け後る」の意味・活用・使用例【ラ行下二段段活用】
このテキストでは、古文単語「
なさけおくる/情け後る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ラ行下二段活用
未然形 | なさけおくれ |
連用形 | なさけおくれ |
終止形 | なさけおくる |
連体形 | なさけおくるる |
已然形 | なさけおくるれ |
命令形 | なさけおくれよ |
■意味:自動詞
人情味にかける、思いやりがなり、物の情緒を理解する心に乏しい。
[出典]:
悲田院の尭蓮上人は 徒然草
「あづま人は、我が方なれど、げには心の色なく、
情けおくれ...」
[訳]:東国の人は、私の出身の人ではありますが、本当は心の優しさがなく、
人情味に欠け...