ゑひあく/酔ひ飽く
このテキストでは、カ行四段活用の動詞「
ゑひあく/酔ひ飽く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
カ行四段活用
未然形 | ゑひあか |
連用形 | ゑひあき |
終止形 | ゑひあく |
連体形 | ゑひあく |
已然形 | ゑひあけ |
命令形 | ゑひあけ |
■意味:自動詞
泥酔する、ひどく酔っ払う、すっかり酔っ払う。
[出典]:
門出・馬のはなむけ 土佐日記
「上中下、
酔ひ飽きて、いとあやしく、潮海のほとりにて、あざれ合へり。」
[訳]:身分の高い者も中くらいな者も低い者も、
すっかり酔っ払って、たいそう不思議なことに、海のほとりで、ふざけあっている。(潮海で魚肉が腐るはずがないのに)。