みめ/見目/眉目
このテキストでは、古文単語「
みめ/見目/眉目」の意味、解説とその使用例を記している。
「みめ」には
①見目/眉目
②御妻/妃
などの用法があるが、ここでは「①見目/眉目」を扱う。
名詞
■意味1
見た目。
[出典]:鳥は 枕草子
「鷺は、いと見目も見苦し。」
[訳]:鷺は、とても見た目もよくない感じである。
■意味2
顔かたち、容貌、器量。
[出典]:
刑部卿敦兼と北の方 古今著聞集
「刑部卿敦兼は、
見目のよに憎さげなる人なりけり。」
[訳]:刑部卿敦兼は、
容貌が実に醜悪な人でした。
■意味2
面目、名誉。