新規登録 ログイン

9_80 ことば / 単語

古文単語「とらす/取らす」の意味・解説【サ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
とらす/取らす

ALT

サ行下二段活用

未然形とらせ
連用形とらせ
終止形とらす
連体形とらする
已然形とらすれ
命令形とらせよ


意味1:他動詞

与える、やる

[出典]にくきもの 枕草子
「また、酒飲みてあめき、口を探り、鬚ある者はそれをなで、盃、異人に取らするほどのけしき、いみじうにくしと見ゆ。」

[訳]:また、酒を飲んでわめき、口(の辺り)を触れて確かめ、髭のある者はそれをなで、杯を、他人に与えるような様子は、とてもしゃくに障ると感じる。


意味2:補助動詞

〜てやる

※この用法の場合、動詞の連用形+接続助詞「て」の下について用いられる。
[出典]:内沙汰
「そのおりに、わけてとらせう。」

[訳]:その時に、わけてやろう。


備考

上記意味1の「取らす」は、ラ行四段活用「取る」の未然形「とら」と使役の助動詞「す」が一語になったものであるが、上代で用いられる「取らす」は、ラ行四段活用「取る」の未然形と尊敬の助動詞「す」が一語になったものであり、「お取りになる」の意味となる。
Related_title
もっと見る 


Keyword_title

Reference_title
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 2,184 pt 
 役に立った数 2 pt 
 う〜ん数 0 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。