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9_80 ことば / 単語

古文単語「おしのぶ/押し延ぶ」の意味・解説【バ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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おしのぶ/押し延ぶ

このテキストでは、バ行下二段活用の動詞「おしのぶ/押し延ぶ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

バ行下二段活用

未然形おしのべ
連用形おしのべ
終止形おしのぶ
連体形おしのぶる
已然形おしのぶれ
命令形おしのべよ


意味:他動詞

手などで押してのばす

[出典]にくきもの 枕草子
「火桶の火、炭櫃(すみびつ)などに、手のうらうち返しうち返しおしのべなどして、あぶりをる者。」

[訳]:火桶の火やいろりなどに、手のひらをしきりにひっくり返して、(手のしわを)押しのばしなどして、あぶっている者(はしゃくに障る)。

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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