あひそふ/相添ふ
このテキストでは、ハ行四段活用の動詞「
あひそふ/相添ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ハ行四段活用
未然形 | あひそは |
連用形 | あひそひ |
終止形 | あひそふ |
連体形 | あひそふ |
已然形 | あひそへ |
命令形 | あひそへ |
■意味:自動詞
一緒に暮らす、連れ添う。
[出典]:
姨捨 大和物語
「言ひ腹立てけるをりは、腹立ちてかくしつれど、年ごろ親のごと養ひつつ
相添ひにければ、いと悲しくおぼえけり。」
[訳]:(妻が伯母の悪口を)言って腹を立てさせたときは、腹が立ってこのようにしたのですが、長年親のように養い続けて
一緒に暮らしていたので、とても悲しく思えました。