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古文単語「めしとる/召し取る/召し捕る」の意味・解説【ラ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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めしとる/召し取る/召し捕る

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「めしとる/召し取る/召し捕る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形めしとら
連用形めしとり
終止形めしとる
連体形めしとる
已然形めしとれ
命令形めしとれ


意味1:他動詞

お呼び寄せになる、お呼びになる

[出典]蓬莱の玉の枝 竹取物語
「かねてこと皆仰せたりければ、その時一の宝なりける鍛冶匠六人を召し取りて...」

[訳]:(皇子は)あらかじめ(やることを)すべて命じていらっしゃったので、その当時国宝級であった(それほど技術の高い)鍛冶職人6人をお呼び寄せになって...


意味2:自動詞

(官命によって)
罪人を捕らえる

[出典]:桐壷 源氏物語
「為兼大納言入道、召し捕られて、武士どもうち囲みて、六波羅へ率て行きければ...」

[訳]:為兼大納言入道が、官命により捕らえられて、武士たちが周りを囲んで、六波羅に連れて行ったところ...

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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