よや
このテキストでは、古文単語「
よや」の意味、解説とその使用例を記している。
成り立ち
間投助詞「よ」と間投助詞「や」が一語になったもの。
感動詞
■意味
(人に呼びかけて)
おおい、〜よ。
[出典]:
猫また 徒然草
「肝心も失せて、防かんとするに力もなく、足も立たず、小川へ転び入りて、『助けよや、猫また、
よや、
よや。』と叫べば...」
[訳]:(僧は)正気も失って、防ごうとするも力も出ず、足も立たなく、小川へ転がり落ちて、「助けてくれよ、猫まただ、
おおい!
おおい!!」と叫んだところ...