「をさなげなり/幼げなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「
をさなげなり/幼げなり」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容動詞・ナリ活用
未然形 | をさなげなら | ◯ |
連用形 | をさなげなり | をさなげに |
終止形 | をさなげなり | ◯ |
連体形 | をさなげなる | ◯ |
已然形 | をさなげなれ | ◯ |
命令形 | をさなげなれ | ◯ |
■意味
いかにも幼い、幼く見える、子どもっぽい。
[出典]:
うつくしきもの 枕草子
「八つ、九つ、十ばかりなどの男児の、声は
をさなげにて書読みたる、いとうつくし」
[訳]:8、9、10歳ぐらいになる男の子が、声は
子どもっぽくて読書をしているのは、大変かわいらしい。