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古文単語「いっせつな/一刹那」の意味・解説【名詞】

著者名: 走るメロス
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いっせつな/一刹那

このテキストでは、 古文単語「いっせつな/一刹那」の意味、解説とその使用例を記している。

名詞

意味

ほんの一瞬

[出典]ある人、弓射ることを習ふに 徒然草
「道を学する人、夕には朝あらむことを思ひ、朝には夕あらむことを思ひて、重ねてねんごろに修せむことを期す。いはむや、一刹那のうちにおいて、懈怠の心あることを知らむや。」

[訳]:仏道を修行する人は、夕方には明日の朝があるだろうと思い、朝には夕方があるだろうと思って、(あとで)もう一度丁寧に修行しようということをあらかじめ計画に入れておきます。(このような人たちは、)まして一瞬のうちに、怠りの心がひそむことを認識するでしょうか、いや、しないでしょう。

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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