「あひみる」の意味・活用・使用例【マ行上一段活用】
このテキストでは、マ行上一段活用の動詞「
あひみる/相見る/会ひ見る/逢ひ見る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
マ行上一段活用
未然形 | あひみ |
連用形 | あひみ |
終止形 | あひみる |
連体形 | あひみる |
已然形 | あひみれ |
命令形 | あひみよ |
■意味1:自動詞
顔を合わせる、対面する、互いに会う。
[出典]:明石 源氏物語
「父母にも相見ず...」
[訳]:父母にも会わず...
■意味2:自動詞
(男女が)
関係を結ぶ、契りを結ぶ。
[出典]:
花は盛りに 徒然草
「男女の情けも、ひとへに
逢ひ見るをばいふものかは。」
[訳]:男女の恋も、ひたすらに
契りを結ぶことだけを(情緒があると)いうのだろうか、いやそうではない。