新規登録 ログイン

9_80 ことば / 単語

古文単語「なさけふかし/なさけぶかし/情け深し」の意味・解説【形容詞ク活用】

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
なさけふかし/なさけぶかし/情け深し

このテキストでは、古文単語「なさけふかし/なさけぶかし/情け深し」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

形容詞・ク活用

未然形なさけふかくなさけふかから
連用形なさけふかくなさけふかかり
終止形なさけふかし
連体形なさけふかきなさけふかかる
已然形なさけふかけれ
命令形なさけふかかれ


意味1

情趣深い

[出典]徒然草
「雨に向かひて月を恋ひ、垂れ籠めて春の行方知らぬも、なほあはれに情け深し。」

[訳]:降っている雨に向かって(見えない)月のことを慕い、すだれを垂らして室内にこもり春が移り行くのを知らずにいるのも、やはりしみじみとして情趣が深い


意味2

思いやりの心が深い、情け深い

なさけぶかし/情け深い

「なさけぶかし」と読むときの活用は以下のとおり。

未然形なさけぶかくなさけぶかから
連用形なさけぶかくなさけぶかかり
終止形なさけぶかし
連体形なさけぶかきなさけぶかかる
已然形なさけぶかけれ
命令形なさけぶかかれ

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 13,709 pt 
 役に立った数 5 pt 
 う〜ん数 0 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。