にぐ/逃ぐ
このテキストでは、ガ行下二段活用の動詞「
にぐ/逃ぐ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ガ行下二段活用
未然形 | にげ |
連用形 | にげ |
終止形 | にぐ |
連体形 | にぐる |
已然形 | にぐれ |
命令形 | にげよ |
■意味:自動詞
逃げる、逃れる。
[出典]:
絵仏師良秀 宇治拾遺物語
「家の隣より火出で来て、風おしおほひてせめければ、
逃げ出でて大路へ出でにけり。」
[訳]:隣の家から火が出てきて、風が(火を)おおいかぶさって(火が)せまってきたので、(良秀は)
逃げ出して、大通りに出てきました。