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ことば / 単語 古文単語「なゆ/萎ゆ」の意味・解説【ヤ行下二段活用】
著者名:
走るメロス
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なゆ/萎ゆ
このテキストでは、ヤ行下二段活用の動詞「 なゆ/萎ゆ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ヤ行下二段活用
未然形 | なえ |
連用形 | なえ |
終止形 | なゆ |
連体形 | なゆる |
已然形 | なゆれ |
命令形 | なえよ |
■意味1:自動詞
手足に力が入らなくぐったりする。
[出典]: かぐや姫の昇天 竹取物語
「手に力もなくなりて、 なえかかりたり。」
[訳]:手に力もなくなって、 ぐったりとして物によりかかっている。
■意味2:自動詞
(衣服などが着慣れて)
柔らかくなる。
[出典]: 若紫・北山の垣間見 源氏物語
「中に、十ばかりにやあらむと見えて、白き衣、山吹などの、 なえたる着て走り来たる女子...」
[訳]:その中に、十歳ほどであろうと思われる、白い下着に、山吹襲で 着慣れて柔らかくなっているのを着て走って来た女の子は...
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紫式部,
源氏物語,
単語,
竹取物語,
かぐや姫の昇天,
古文単語,
解説,
意味,
若紫,
北山の垣間見,
ヤ行下二段活用,
なゆ,
萎ゆ,
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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse |
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂 |
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