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古文単語「おくり/送り」の意味・解説【名詞】

著者名: 走るメロス
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おくり/送り

このテキストでは、古文単語「おくり/送り」の意味、解説とその使用例を記している。

名詞

意味1

見送り、旅に出る人を見送ること

[出典]門出・馬のはなむけ 土佐日記
「かれこれ、知る知らぬ、送りす。」

[訳]:あの人この人、知っている人も知らない人も見送りをする。


意味2

葬送、野辺の送り
※「葬送」とは、死者を葬り見送ること。「野辺の送り」とは、遺体を火葬場は埋葬地まで運ぶこと。

[出典]:桐壷 源氏物語
「御送りの女房の車に、慕ひ乗りたまひて...」

[訳]:ご葬送の女房の牛車に、後を追うようにしてお乗りになって...




意味3

護衛、監視のために付きそうこと

[出典]花山院の出家 大鏡
「さるべくおとなしき人々、なにがしかがしといふいみじき源氏の武者たちをこそ、御送りに添へられたりけれ。」

[訳]:(天皇と一緒に出家させないようにする)そのような思慮分別のある者たちや、なにがし、かがしという優れた源氏の武者たちを、護衛につけられたのです。


意味4

島流し、流罪
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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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