かくれゐる/隠れ率る
このテキストでは、ワ行上一段活用の動詞「
かくれゐる/隠れ率る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ワ行上一段活用
未然形 | かくれゐ |
連用形 | かくれゐ |
終止形 | かくれゐる |
連体形 | かくれゐる |
已然形 | かくれゐれ |
命令形 | かくれゐよ |
■意味:自動詞
隠れて座る、隠れて暮らす。
[出典]:
筒井筒 伊勢物語
「男、異心ありてかかるにやあらむと思ひ疑ひて、前栽の中に
隠れゐて...」
[訳]:男は、浮気心があってこのようにしているのであろうかと疑わしく思って、庭の植え込みの中に
隠れて座って...