しぬ/死ぬ
このテキストでは、ナ行変格活用の動詞「
しぬ/死ぬ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ナ行変格活用
未然形 | しな |
連用形 | しに |
終止形 | しぬ |
連体形 | しぬる |
已然形 | しぬれ |
命令形 | しね |
■意味1:自動詞
死ぬ、息が絶える。
[出典]:
ゆく河の流れ 方丈記
「朝に
死に、夕べに生まるるならひ、ただ水のあわにぞ似たりける。」
[訳]:朝に
死ぬ者がいれば、夕方に生まれる者がいるという世の中の慣わしは、ちょうど水の泡に似ている。
■意味2:自動詞
(死んだように見えることから)
気絶する。