極限値とは
ここでは、微分で用いる
極限値について説明していきます。これまで学習してきたこととは、まったく異なる新しい分野ですが、求め方は簡単です。
極限値はこのように表されます。「え、何?」と思うかもしれませんが、理屈がわかれば簡単に理解することができます。
まず"lim"ですが、
リミットと読みます。リミットは英語で"限界・極限"を意味する単語です。リミットの下の"x→1"は、"xの値を限りなく1に近づける"ことを意味しています。
"xの値を限りなく1に近づける"ことから、"極限値"という言葉ができているんですね。
は、「xを1に限りなく近づけたとき、(x+2)の値は何に限りなく近づいていくか」を表した式です。
"x=1"を代入すると、"x+2=3"なので、
"x+2"は"3"に限りなく近づくことがわかります。この"3"のことを、"x→1"(xの値が限りなく1に近づく)ときの
極限値といいます。
とあったら、"x=α"をf(x)に代入する
ではあとは、練習問題を通して理解を深めていきましょう。