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枕草子 原文全集「いみじうきたなきもの/せめておそろしきもの/たのもしきもの」

著者名: 古典愛好家
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いみじうきたなきもの

いみじうきたなきもの。なめくぢ。ゑせ板敷の帚のすゑ。殿上の合子。

せめておそろしきもの

せめておそろしきもの。夜なる神。ちかき隣に盗人のいりたる。わがすむ所にきたるは、ものもおぼえねば、なにとも知らず。ちかき火、またおそろし。

たのもしきもの

たのもしきもの。心地あしきころ、伴僧あまたして修法(ずほう)したる。心地などのむつかしきころ、まことまことしき思ひ人の、いひなぐさめたる。
                  
                   
                   
               
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・枕草子 原文全集「いみじうきたなきもの/せめておそろしきもの/たのもしきもの」

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渡辺実 1991年「新日本古典文学大系 枕草子・方丈記」岩波書店
松尾聰,永井和子 1989年「完訳 日本の古典 枕草子」小学館
萩谷朴 1977年「新潮日本古典集成 枕草子 下」 新潮社

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