新規登録 ログイン

9_80 その他 / その他

枕草子 原文全集「いみじう暑き昼中に」

著者名: 古典愛好家
Text_level_1
マイリストに追加
いみじう暑き昼中に

いみじう暑き昼中に、いかなるわざをせむと、扇(あふぎ)の風もぬるし、氷水(ひみづ)に手をひたしもてさわぐほどに、こちたう赤き薄様を、唐撫子(からなでしこ)の、いみじう咲きたるにむすびつけて、とり入れたるこそ、かきつらむほどの暑さ、心ざしのほど、浅からずおしはかられて、かつ使ひつるだにあかずおぼゆる扇も、うちをかれぬれ。
                 
                
                 
                
                   
                 
            
Tunagari_title
・枕草子 原文全集「いみじう暑き昼中に」

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
渡辺実 1991年「新日本古典文学大系 枕草子・方丈記」岩波書店
松尾聰,永井和子 1989年「完訳 日本の古典 枕草子」小学館
萩谷朴 1977年「新潮日本古典集成 枕草子 下」 新潮社

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 7,646 pt 
 役に立った数 1 pt 
 う〜ん数 1 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!