「うまる/生まる」の意味・活用・使用例【ラ行下二段活用】
このテキストでは、ラ行下二段活用の動詞「
うまる/生まる」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ラ行下二段活用
未然形 | うまれ |
連用形 | うまれ |
終止形 | うまる |
連体形 | うまるる |
已然形 | うまるれ |
命令形 | うまれよ |
■意味:自動詞
生まれる、生を受ける。
[出典]:
帰京 土佐日記
「思ひ出でぬことなく、思ひ恋しきがうちに、この家にて
生まれし女子の、もろともに帰らねば...」
[訳]:思い出さないことはなく、(昔を)思って恋しいことの中でも、この家で
生まれた女の子が(土佐で死んでしまったために、京都に)一緒に帰っていないのが...
備考
※「むまる」とする場合もある。その場合の活用は以下の通り。
未然形 | むまれ |
連用形 | むまれ |
終止形 | むまる |
連体形 | むまるる |
已然形 | むまるれ |
命令形 | むまれよ |