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『うつくしきもの』の品詞分解 枕草子

著者名: 走るメロス
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雛の調度。蓮の浮葉のいとちひさきを、池より取りあげたる。葵のいとちひさき。なにもなにも、ちひさきものはみなうつくし。


格助詞
調度。
格助詞
浮葉
格助詞
いと副詞
ちひさき形容詞・ク活用「ちひさし」の連体形
を、格助詞
より格助詞
取りあげガ行下二段活用「とりあぐ」の連用形
たる。完了の助動詞「たり」の連体形
格助詞
いと副詞
ちひさき。形容詞・ク活用「ちひさし」の連体形
なに
係助詞
なに
も、係助詞
ちひさき形容詞・ク活用「ちひさし」の連体形
もの
係助詞
みな
うつくし。形容詞・シク活用「うつくし」の終止形



いみじう白く肥えたるちごの二つばかりなるが、二藍の薄物など、衣長にてたすき結ひたるがはひ出でたるも、また短きが袖がちなる着てありくもみなうつくし。

いみじう形容詞・シク活用「いみじく」の連用形のウ音便
白く形容詞・ク活用「しろし」の連用形
肥えヤ行下二段活用「こゆ」の連用形
たる存続の助動詞「たり」の連体形
ちご
格助詞
二つ
ばかり副助詞
なる断定の助動詞「なり」の連体形
が、格助詞
二藍
格助詞
薄物
など、副助詞
衣長に形容詞・ナリ活用「きぬながなり」の連用形
接続助詞
たすき
結ひハ行四段活用「ゆふ」の連用形
たる存続の助動詞「たり」の連体形
格助詞
はひ出でダ行下二段活用「はひいづ」の連用形
たる完了の助動詞「たり」の連体形
も、係助詞
また接続詞
みじかき形容詞・ク活用「みじかし」の連体形
格助詞
袖がちなる形容動詞・ナリ活用「そでがちなり」の連体形
カ行上一段活用「きる」の連用形
接続助詞
ありくカ行四段活用「ありく」の連体形
係助詞
みな副詞
うつくし。形容詞・シク活用「うつくし」の終止形



八つ、九つ、十ばかりなどの男児の、声はをさなげにて書読みたる、いとうつくし。

八つ、
九つ、
ばかり副助詞
など副助詞
格助詞
男児
の、格助詞
係助詞
をさなげに形容動詞・ナリ活用「をさなげなり」の連用形
接続助詞
読みマ行四段活用「よむ」の連用形
たる、存続の助動詞「たり」の連体形
いと副詞
うつくし。形容詞・シク活用「うつくし」の終止形


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