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土佐日記『門出』(男もすなる日記といふものを〜)の品詞分解 |
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著作名:
走るメロス
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■かれこれ、知る知らぬ、送りす。年ごろ、よくくらべつる人々なむ、別れ難く思ひて、日しきりにとかくしつつ、ののしるうちに、夜更けぬ。
| かれこれ、 | 代名詞 |
| 知る | ラ行四段活用「しる」の連体形 |
| 知ら | ラ行四段活用「しる」の未然形 |
| ぬ、 | 打消の助動詞「ず」の連体形 |
| 送り | ー |
| す。 | サ行変格活用「す」の終止形 |
| 年ごろ、 | 副詞 |
| よく | ク活用の形容詞「よし」の連用形 |
| くらべ | バ行下二段活用「くらぶ」の連用形 |
| つる | 完了の助動詞「つ」の連体形 |
| 人々 | ー |
| なむ、 | 係助詞 |
| 別れ難く | ク活用の形容詞「わかれがたし」の連用形 |
| 思ひ | ハ行四段活用「おもふ」の連用形 |
| て、 | 接続助詞 |
| 日 | ー |
| しきりに | 副詞 |
| とかく | 副詞 |
| し | サ行変格活用「す」の連用形 |
| つつ、 | 接続助詞 |
| ののしる | ラ行四段活用「ののしる」の連体形 |
| うち | ー |
| に、 | 格助詞 |
| 夜 | ー |
| 更け | カ行下二段活用「ふく」の連用形 |
| ぬ。 | 完了の助動詞「ぬ」の終止形 |
■二十二日に、和泉の国までと、平らかに願立つ。藤原のときざね、船路なれど、馬のはなむけす。上中下、酔ひ飽きて、いとあやしく、潮海のほとりにて、あざれ合へり。
| 二十二日 | ー |
| に、 | 格助詞 |
| 和泉 | ー |
| の | 格助詞 |
| 国 | ー |
| まで | 副助詞 |
| と、 | 格助詞 |
| 平らかに | ナリ活用の形容動詞「たひらかなり」の連用形 |
| 願 | ー |
| 立つ。 | タ行下二段活用「たつ」の終止形 |
| 藤原のときざね、 | ー |
| 船路 | ー |
| なれ | 断定の助動詞「なり」の已然形 |
| ど、 | 接続助詞 |
| 馬のはなむけ | ー |
| す。 | サ行変格活用「す」の終止形 |
| 上中下、 | ー |
| 酔ひ飽き | カ行四段活用「ゑひあく」の連用形 |
| て、 | 接続助詞 |
| いと | 副詞 |
| あやしく、 | シク活用の形容詞「あやし」の連用形 |
| 潮海 | ー |
| の | 格助詞 |
| ほとり | ー |
| にて、 | 格助詞 |
| あざれ合へ | ハ行四段活用「あざれあふ」の已然形 |
| り。 | 存続の助動詞「り」の終止形 |
【ちょっと復習「あざる」を文法的に説明してみよう】
つづき
土佐日記『二十三日。八木のやすのりといふ人あり〜』の品詞分解
現代語訳
土佐日記『馬のはなむけ(門出)』の現代語訳
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・土佐日記「阿倍仲麻呂・やはり室津の泊」
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・土佐日記「忘れ貝」
・土佐日記「黒鳥のもとに(白波・かしらの雪)」
・土佐日記「海賊の恐れ」
・土佐日記「帰京」
著者情報:走るメロスはこんな人
学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は2億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。
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