イオンになりやすい金属
金属は陽イオンになりやすいという性質を持っていますが、金属によってイオンへのなりやすさが異なります。
Na(ナトリウム)>
Mg(マグネシウム)>
Al(アルミニウム)>
Zn(亜鉛)>
Fe(鉄)>
Ni(ニッケル)>
Sn(スズ)>
Pb(鉛)>
H(水素)>
Cu(銅)>
Hg(水銀)>
Ag(銀)>
Au(金)
金属の中では、ナトリウムが一番陽イオンになりやすく、金が一番陽イオンになりにくい性質を持っています。このイオンへのなりやすさを示したものを、
金属のイオン化傾向といいます。
イオンになりやすいということは、電子を失いやすいということとイコールです。
イオンになりやすいほうが、電池を作るときに-極になりやすいとも覚えておきましょう。(電池については後の単元で学習していきますので、ここではとりあえず言葉だけ頭にいれておきましょう)