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十八史略『臥薪嘗胆』書き下し文・わかりやすい現代語訳(口語訳)と文法解説

著者名: 走るメロス
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文法解説

置き字


(※ⅰ)而

「而」は「ジ」と読めるが、本文で読むことはなく、接続を表す置き字。 接続を表すとは、「~なので○○」や「~ではあるけれどけど△△」などを指す。順接を表すのか逆説を表すのかは文脈から判断しなければならないが、往々にして次のことが言える。

・「而」の直前に読む語の送り仮名が「〜て、〜して」の場合は順接
・「而」の直前に読む語の送り仮名が「〜ども」の場合は逆接

(※ⅱ)于、(※ⅲ)於

「于・於」は「場所」、「対象」、「起点」、「比較」など表す。どの働きをするかは、「于・於」の直後についた送り仮名などから判断しなければならない。





意味直後の送り仮名現代語訳
場所や時「ニ」〜で/〜に
対象「二」〜に[対して]
原因や起点「二/ヨリ」〜から/〜に[よって]/述語に当たる語が形容詞・形容動詞
目的「ヲ」〜を
比較ヨリモ〜よりも
受け身の相手〜に[よって]


単語


(※1)闔廬夫差の父親
(※2)伍員呉の闔閭、夫差に仕えた軍人。はめられた伯嚭とは旧知の仲だった
(※3)伍奢員の父親。無実の罪で殺された
(※4)妾妾めかけ・愛人
(※5)属任せる
(※6)譖す讒言(他人を陥れるために嘘の報告をすること)
(※7)属鏤の剣名刀の1つ
(※8)鴟夷鴟夷馬の皮で作った袋
(※9)三戦三北三度戦い三度敗走したとする書籍もあるが、ここでは、3が「数が多い事の例えである」と捉え「戦うたびに敗走した」と訳す
(※10)成成和平交渉・講和
(※11)成幎冒死者の顔を覆う被り物



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十八史略『臥薪嘗胆』テストで出題されそうな問題


著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。
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『教科書 高等学校 古典 古文編』 三省堂
鎌田正、米山寅太郎 著 2011 『新漢語林 第二版』大修館書店
『教科書 精選国語総合』 大修館書店

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