江戸時代に入ると、戦国時代のような争いもなくなり平和な世の中になっていきました。政治のありかたも、武力をもって行う
武断政治から、学問をもって行う
文治政治という方法に変わっていきました。その中で重宝された学問が
儒学で「あり、その中から
朱子学、
陽明学、
古学らが誕生しました。
学問 | 主な学者 |
朱子学 | 林羅山・木下順庵・新井白石・貝原益軒・山崎闇斎 |
陽明学 | 中江藤樹・熊沢蕃山 |
古学 | 山鹿素行・伊藤仁斎・荻生徂徠 |
このほかに歴史学という学問もさかんで、水戸藩の藩主であった
徳川光圀(水戸黄門)が「
大日本史」を、新井白石が「
読史余論」を作ったということも覚えておきましょう。