時制と過去形
日本語でもそうですが、「私は英語を勉強します」、「私は英語を勉強しました」、「私は英語を勉強するでしょう」のように、文によって現在のことを表しているのか、過去のことを表しているのか、それとも未来のことを表しているのかがわかりますよね。
英語では、
動詞の形を変化させることによっていつのことを言っているのかを伝えます。動詞が伝える"時"のことを
時制と言います。前回のテキストでは現在形の時制について説明をしましたね。今回は過去形について説明をしていきます。
過去形
過去の出来事を表したいといきには、
動詞の形を過去形バージョンに変化させなければなりません。過去形への変化のさせ方については、「be動詞の活用」、「一般動詞の活用-規則動詞の過去形と過去分詞-」、「一般動詞の活用-不規則動詞の過去形と過去分詞-」に詳しく書いていますのでチェックをしてみてください。
過去の状態を表す
1:
She was very young at that time.
※彼女はそのとき、とても若かった。
2:
He went to the library to study yesterday.
※彼は昨日、勉強するために図書館へと行きました。
例文1、例文2ともに、過去の状態や出来事を表していますよね、このようなときに過去形を用います。
過去の習慣を表す
一方で、過去の習慣を表すときにも過去形を使います。過去の習慣とは次のようなものです。
3:
I walked to school everyday.
※私は毎日歩いて学校へと行きました。
4:
We often played soccer at that time.
私たちは当時、よくサッカーをしていました。
「
過去にこういう習慣がありました」というときにも過去形なんですね!