現在形の文
現在形は、その名のとおり、現在のことを表す言い方です。
ただし、「現在」といっても「今この瞬間」だけを表すわけではありません。
図のように、「現在」を少し広めにイメージしておくと、分かりやすいでしょう。
現在形の文には、どのようなものがあるか見てみましょう。
「今〜の状態です」
We like movies.
(私たちは映画が好きです。)
「like(〜が好きである)」のように、状態を表す動詞の文のときは、
同じ状態が続いている様子をイメージしましょう。
■状態を表す動詞の例
know(知っている)、think(思う)、understand(理解している)、believe(信じる)
see(見える)、hear(聞こえる)、have(持っている)
「ふだん〜しています」
We often go to a movie on weekends.
(私たちは休日によく映画館に行きます。)
「go(行く)」のように、動作を表す動詞の文のときは、
動作が繰り返されている様子をイメージしましょう。
日常的に行なっていることを説明するときに使います。
■頻度を表す言葉
この言い方のときは、「often(しばしば、よく)」のように、頻度を表す言葉が一緒に使われることが多いです。
always(いつも)、sometimes(ときどき)、every day(毎日)などがあります。
一般的な事実
The earth moves round the sun.
(地球は太陽の周りを動いている)
一般的なことを説明するときにも、現在形を使います。
確定した未来の予定
The Star Wars shows 10:00 and 14:00 today.
(スター・ウォーズは今日10時と14時から上映される。)
スター・ウォーズが上映されるのは未来のことですが、このように確定していることに関しては現在形を用いることもあります。
時刻表や予定表で確定していることに使います。