期待値、分散、標準偏差を求めてみましょう
1枚のコインを続けて3回投げます。このとき表がでる回数をXとしたとき、Xの期待値、分散、標準偏差を求めてみましょう。
■Xの値ごとの確立を求め、確率分布を作ってみましょう
まず、Xの取りうる値とその確率を考えます。3回投げるので、Xのとる値はX=0,1,2,3の4通りです。それぞれの確率は、次のようになります。
○X=0のとき、すなわち裏が3回でる確率は1/8
○X=1のとき、すなわち表が1回、裏が2回でる確率は3/8
○X=2のとき、すなわち表が2回、裏が1回でる確率は3/8
○X=3のとき、すなわち表が3回でる確率は1/8
以上のことから、確率分布は次のようになります。
X | 0 | 1 | 2 | 3 | 計 |
P | 1/8 | 3/8 | 3/8 | 1/8 | 1 |
期待値
確率分布より期待値は
分散
確率分布より分散は
標準偏差
分散の値がわかったので、標準偏差は