確率変数と確率分布
コインを投げて表のでる回数をXとして2回コインを投げます。
すると、起こりうる組合せは、(表、表)、(表、裏)、(裏、表)、(裏、裏)の4通りとなり、それぞれが出る確立はすべて1/4となりますね。
では、Xがとりうる値はどうでしょうか。
Xの値 | コインの組合せ | 確立 |
X=0 | 裏裏 | 1/4 |
X=1 | 表裏、裏表 | 2/4 |
X=2 | 表表 | 1/4 |
確率変数
このX のように、思考の結果によってその値がことなる変数のことを
確率変数と言います。
確立変数Xのとる値が「a1、a2、a3、・・・an」であるとき「X=ak」となるときの確立を
P(X=ak)と表します。
つまり先程の例で言うと、
P(X=0)=1/4
P(X=1)=2/4
P(X=2)=1/4
となります。
確率分布
そして確立変数Xの値とその確率変数をまとめてみましょう。
このようなまとめのことを
Xの確率分布または
分布と言い、確率変数Xはこの
分布に従うと言います。