「狩りはねむごろにもせで、酒をのみ飲みつつ、やまと歌にかかれりけり。」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解・敬意の向き
原文
狩りは
ねむごろにもせで、酒をのみ飲みつつ、やまと歌にかかれりけり。
現代語訳・口語訳・意味
狩りは熱心にはせずに、お酒ばかりを飲みながら、和歌に熱中していました。
品詞分解
| 単語 | 品詞 | 敬意の向き |
| 狩り | ー | ー |
| は | 係助詞 | ー |
| ねむごろに | ナリ活用の形容動詞「ねむごろなり」の連用形 | ー |
| も | 係助詞 | ー |
| せ | サ行変格活用「す」の未然形 | ー |
| で、 | 接続助詞 | ー |
| 酒 | ー | ー |
| を | 格助詞 | ー |
| のみ | 副助詞 | ー |
| 飲み | マ行四段活用「のむ」の連用形 | ー |
| つつ、 | 接続助詞 | ー |
| やまと歌 | ー | ー |
| に | 格助詞 | ー |
| かかれ | ラ行四段活用「かかる」の已然形 | ー |
| り | 存続の助動詞「り」の連用形 | ー |
| けり。 | 過去の助動詞「けり」の終止形 | ー |
主な出典
【伊勢物語「渚の院」】
昔、惟喬親王と申す親王おはしましけり。山崎のあなたに、水無瀬といふ所に、宮ありけり。年ごとの桜の花盛りには、その宮へなむおはしましける。その時、右馬頭なりける人を、常に率ておはしましけり。時世経て久しくなりにければ、その人の名忘れにけり。狩りはねむごろにもせで、酒をのみ飲みつつ、やまと歌にかかれりけり。