y=√xの導関数を求めてみましょう
関数f(x)の導関数f’(x)は
…①
で求めることができました。これを利用して「y=√x」の導関数を求めてみましょう。
解法
①より
ここで分母と分子に
(√x+h+√x)をかけます。すると
hが変数、xは変数ではないので
となります。
y=√xは微分可能か?
ここで、y=√xがすべての数「x」に対して微分可能かを考えてみましょう。
y=√xのグラフは下図のようになります。
x=0のときの接線はy軸そのものですね。
そもそも
「接線の傾き」=「微分係数」ですので、このように
微分係数が定まらないときは、微分可能ではないとなります。
y=√xは、x=0のときに微分可能ではないということを把握しておきましょう。