「こなたはあらはにや侍らむ」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解
原文
こなたは
あらはにや侍らむ。
現代語訳・口語訳・意味
こちらは(外から)丸見えでございましょうか。
品詞分解
| 単語 | 品詞 | 敬意の向き |
| こなた | 代名詞 | ー |
| は | 係助詞 | ー |
| あらはに | ナリ活用の形容動詞「あらはなり」の連用形 | ー |
| や | 疑問の係助詞・係結び | ー |
| 侍ら | 丁寧の補助動詞・ラ行変格活用「はべり」の未然形 | 僧都→尼君 |
| む。 | 推量の助動詞「む」の連体形・係結び | ー |
主な出典
【源氏物語「若紫・北山の垣間見」】
僧都あなたより来て、「こなたはあらはにや侍らむ。今日しも、端におはしましけるかな。この上の聖の方に、源氏の中将の、わらはやみまじなひにものし給ひけるを、ただ今なむ聞きつけ侍る。いみじう忍び給ひければ、知り侍らで、ここに侍りながら、御とぶらひにもまうでざりける。」とのたまへば、「あないみじや。いとあやしきさまを人や見つらむ。」とて簾下ろしつ。