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古文単語「たゆ/絶ゆ」の意味・解説【ヤ行下二段活用】 |
著作名:
走るメロス
25,733 views |
たゆ/絶ゆ
このテキストでは、ヤ行下二段活用の動詞「たゆ/絶ゆ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ヤ行下二段活用
未然形 | たえ |
連用形 | たえ |
終止形 | たゆ |
連体形 | たゆる |
已然形 | たゆれ |
命令形 | たえよ |
■意味1:自動詞
途中で途切れる、途絶える、切れる。
[出典]:古今和歌集
「竜田川紅葉乱れて流るめり渡らば錦中や絶えなむ」
[訳]:竜田川には紅葉が乱れて流れているようだ。(この川を)渡ったならば(紅葉で彩られた)錦(のような川の流れ)はきっと途中で途絶えてしまうのではないだろうか。
「竜田川紅葉乱れて流るめり渡らば錦中や絶えなむ」
[訳]:竜田川には紅葉が乱れて流れているようだ。(この川を)渡ったならば(紅葉で彩られた)錦(のような川の流れ)はきっと途中で途絶えてしまうのではないだろうか。
■意味2:自動詞
息が絶える、死ぬ。
[出典]:新古今和歌集・小倉百人一首
「玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする」
[訳]:(私の)命よ、絶えるのならば絶えてしまえ。このまま長く生きていれば、耐え忍ぶ力が弱って(心に秘めた恋がばれて)しまいそうだから。
「玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする」
[訳]:(私の)命よ、絶えるのならば絶えてしまえ。このまま長く生きていれば、耐え忍ぶ力が弱って(心に秘めた恋がばれて)しまいそうだから。
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