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万葉集「わが園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れ来るかも」の現代語訳と解説
著作名: 走るメロス
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はじめに

このテキストでは、万葉集の第5巻に収録されている「わが園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れ来るかも」(八二二)の現代語訳・口語訳とその解説を記しています。この和歌は、平成の次の元号である「令和」(2019年5月1日〜)の由来となった万葉集『梅花の歌三十二首并せて序』に収録された32首のうちのひとつです。

原文

わが園に 梅の花散る (※1)ひさかたの 天より(※2)雪の 流れ来る(※3)かも

ひらがなでの読み方

わがそのに うめのはなちる ひさかたの あめよりゆきの ながれくるかも

現代語訳

私の家の庭に梅の花が散っています。(もしくは)天から雪が流れてくるのかなあ

解説

大伴旅人作の歌です。大伴旅人主催の梅花の宴にて詠まれた32首のひとつです。梅花の宴とは文字通り梅の花を題材とした歌を詠む会で、当時太宰府の長官であった大伴旅人を中心に開催されました。そのときに詠まれた32首にはすべて梅の花が含まれています。

単語・文法解説

(※1)ひさかたの枕詞。「天」「雨」「空」「月」「日」「昼」などにかかる
(※2)雪散る梅の白い花びらを雪にみたてている
(※3)かも疑問を表す係助詞。「〜かなあ」と訳す


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