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「やや久しく候ひて、いにしへのことなど思ひ出で聞こえけり」の現代語訳・品詞分解・敬意の向き
著作名: 走るメロス
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「やや久しく候ひて、いにしへのことなど思ひ出で聞こえけり」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解・敬意の向き

原文

やや久しく候ひて、いにしへのことなど思ひ出で聞こえけり。



現代語訳・口語訳・意味

(惟喬親王が悲しげな様子でいらっしゃったので、馬の頭は)かなり長時間(お側に)お仕え申し上げて、昔のことなどを思い出し(お話し)申し上げました。


品詞分解

単語品詞敬意の向き
やや副詞
久しくシク活用の形容詞「ひさし」の連用形
候ひハ行四段活用「さぶらふ」の連用形謙譲語:作者→惟喬親王
て、接続助詞
いにしへ名詞
格助詞
こと名詞
など副助詞
思ひ出でダ行下二段活用「おもひいづ」の連用形
聞こえヤ行下二段活用「きこゆ」の連用形
けり。過去の助動詞「けり」の終止形




主な出典

伊勢物語「小野の雪」
かくしつつまうでつかうまつりけるを、思ひのほかに、御髪下ろして給うてけり。 正月に拝み奉らむとて、小野にまうでたるに、比叡の山のふもとなれば、雪いと高ししひて御室にまうでて拝み奉るに、つれづれといともの悲しくておはしましければ、やや久しく候ひて、いにしへのことなど思ひ出で聞こえけり。

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