前回の続き
前回は、関数の極限値への収束について述べました。
ここでは、その逆の発散について説明していきましょう。
発散
関数f(x)において、
xの値がaに限りなく近づくときに、f(x)の値が限りなく大きくなるとき、
f(x)は正の無限大に発散すると言います。
そしてこのことを次のように表します。
または
のときに
一方で、xの値がaに限りなく近づくときに、
f(x)が負の値をとり、その絶対値が限りなく大きくなるとき、
f(x)は負の無限大に発散すると言います。
そしてそのことを次のように表します。
または
のときに