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18_80 西アジア・地中海世界の形成 / 古代オリエント世界

金属貨幣とは わかりやすい世界史用語230

著者名: ピアソラ
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金属貨幣とは

紀元前7世紀頃、現在のトルコにあたる地域である古代リディアでは、世界で初めて金属貨幣が作られました。これらの貨幣は、金と銀の合金であるエレクトラムで作られていました。リディアの貨幣は、商取引における信頼性を高めるために、特定の重さと純度を保証する印が押されていました。

この革新的な発明は、商取引の効率を大きく向上させました。それまでの取引では、金属の重さを毎回量る必要がありましたが、貨幣が導入されたことで、重さを量る代わりに数えるだけで済むようになったのです。このシステムは、ギリシャ人によって「ノミスマタ」と名付けられ、これが現在の貨幣の原型となりました。



リディアの貨幣は、最初は単純な印が押された金属の塊でしたが、やがて芸術作品のような美しいデザインが施されるようになりました。これらの貨幣には、ギリシャ神話の図像が描かれ、リディアとギリシャの文化的な結びつきを示していました。また、リディアの王クロイソスは、世界の七不思議の一つとされるアルテミス神殿の建設を行い、その財源として金貨を使用しました。

リディアの貨幣は、その後のペルシャ帝国によっても引き継がれ、広範囲にわたる交易に使用されました。このようにして、リディアの貨幣は、世界初の政府発行の貨幣として、その後の貨幣制度の基礎を築いたのです。

この歴史的な発明は、人類の経済活動における大きな転換点となりました。貨幣の導入により、より複雑で広範な交易が可能となり、文明の発展に大きく寄与しました。

リディアの貨幣は、その後のペルシャ帝国によっても引き継がれ、広範囲にわたる交易に使用されました。

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『世界史B 用語集』 山川出版社

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