モナ・リザとは
モナ・リザは、パリのルーヴル美術館に収蔵されている、世界で最も有名な絵画といえる作品です。
レオナルド・ダ・ヴィンチが描き、その後フランソワ1世のコレクションとなっていました。
シンプルで安定感のある三角構図で描かれており、レオナルドによって空気遠近法の用いられたこの絵画は、非常に神秘的な雰囲気を醸し出しています。
モナ・リザは、その後さまざまな芸術家に影響を与え、特にダダイストやシュールレアリストの作品としてその著名性が使われました。
有名なのが、20世紀の芸術家マルセル・デュシャンが発表した『L.H.O.O.Q.』で、モナ・リザの安価な絵葉書に、自ら鉛筆で口ひげやあごひげを書き足し、レディメイドの作品として成立するようになりました。