【常呂川】の読み方と由来
日本各地には、漢字の読み方が一般的なものではない
難読地名がたくさんあります。地名の読み方と由来を知ることでその土地の意外な歴史を知ることができるかもしれません。
今回は、北海道の東部を流れる「
常呂川」についてみていきます。
「常呂川」の読み方
「常呂川」は「ところがわ」と読みます。
「常呂川」のトリビアと由来
■トリビア
常呂川は、大雪山系の三国山に源を発し、山間部を流下し、置戸町勝山において、仁居常呂川を合わせて,その後、置戸町、訓子府町を貫流し、北見市内において無加川を合わせ、常呂町でオホーツク海に注いでいます。冬は寒さが厳しく、海岸には流氷が流れ着き、内陸部では最低気温がマイナス30度以下になることもあります。
■由来
「ところ」の音を聞けばト・コロ・ペッ(To・kor・pet 沼・を持つ・川)と解されますが、今の地図の上では然るべきト(湖沼)とつながっていません。一節には、昔時の常呂川はライトコロと呼ぶ支流が本流でサロマ湖とつながっていたことに由来するとされています。
引用元:
国土交通省北海道開発局HP