「礼賛」は「れいさん」じゃない
言葉の意味は知っているけどなかなか読むことができない。そんな漢字にフォーカスしていきます。今回は「礼賛」です。
「礼賛」を「れいさん」と読んだ人は要注意です。このテキストでは「礼賛」の正しい読み方と意味について解説していきます。
「礼賛」の読み方
「礼賛」は「らいさん」と読みます。
■「礼」
「礼」は小学校で学習する漢字です。音読みで「
ライ・レイ」と読み、訓読みで「うやま(う)」などと読みます。「うやま(う)」は常用漢字外の読み方です。
※「レイ」という読み方のほうが親しみがありますが、「礼賛」は仏教用語として伝わってきた言葉で「レイ」と読まれるよりも前から「ライ」と読まれてきました。
■賛
「賛」は小学校で学習する漢字です。音読みで「
サン」と読み、訓読みで「たす(ける)」などと読みます。「たす(ける)」は常用漢字外の読み方です。
「礼賛」の意味
「礼賛」の意味は
①すばらしいものとして、ほめたたえること。また、ありがたく思うこと。
②仏語。仏・法・僧の三宝(さんぼう)を礼拝(らいはい)し、その功徳(くどく)をたたえること。また、その行事。
出典:
『デジタル大辞泉』小学館
※「礼讃」と書くこともありますが、意味は「礼賛」と同じです。
「礼賛」の使い方
「先人の偉業を礼賛する」
まとめ
「礼賛」は「らいさん」と読みます。
是非この機会に覚えてくださいね。