きたなげなり/汚げなり/穢げなり
このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「
きたなげなり/汚げなり/穢げなり」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容動詞・ナリ活用
| 未然形 | きたなげなら | ◯ |
| 連用形 | きたなげなり | きたなげに |
| 終止形 | きたなげなり | ◯ |
| 連体形 | きたなげなる | ◯ |
| 已然形 | きたなげなれ | ◯ |
| 命令形 | きたなげなれ | ◯ |
■意味
見苦しい、汚れている、みすぼらしい、汚らしい。
[出典]:
ありがたきもの 枕草子
「物語、集など書き写すに、本に墨つけぬ。よき草子などはいみじう心して書けど、必ずこそ
汚げになるめれ。」
[訳]:物語や説話集などを書き写すのに、本に墨をつけないこと(もめったにない)。上等な本などのときには大変注意して書くのだが、必ず
汚らしくなってしまうようだ。