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9_80 ことば / 単語

古文単語「きたなげなり/汚げなり/穢げなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】

著者名: 走るメロス
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きたなげなり/汚げなり/穢げなり

このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「きたなげなり/汚げなり/穢げなり」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

形容動詞・ナリ活用

未然形きたなげなら
連用形きたなげなりきたなげに
終止形きたなげなり
連体形きたなげなる
已然形きたなげなれ
命令形きたなげなれ


意味

見苦しい、汚れている、みすぼらしい、汚らしい

[出典]ありがたきもの 枕草子
「物語、集など書き写すに、本に墨つけぬ。よき草子などはいみじう心して書けど、必ずこそ汚げになるめれ。」

[訳]:物語や説話集などを書き写すのに、本に墨をつけないこと(もめったにない)。上等な本などのときには大変注意して書くのだが、必ず汚らしくなってしまうようだ。

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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