わかつ/分かつ/別つ
このテキストでは、タ行四段活用の動詞「
わかつ/分かつ/別つ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
タ行四段活用
| 未然形 | わかた |
| 連用形 | わかち |
| 終止形 | わかつ |
| 連体形 | わかつ |
| 已然形 | わかて |
| 命令形 | わかて |
■意味1:他動詞
分ける、分配する、分別する、区別する。
[出典]:
いみじき成敗 沙石集
「「三つをば奉らん。」と言ひて、既に
分かつべかりけるとき、思ひ返して、煩ひを出ださんために...」
[訳]:「(お礼に)三つ差し上げましょう。」と言って、いよいよ(銀貨を)
わけようとしたときに、(やはりあげるのが惜しくなったのか)思い直して、言いがかりをつけるために ...
■意味2:他動詞
判断する、判別する、理解する。
[出典]:紅葉 平家物語
「君御成人の後、清濁をわかたせたまひてのうへのことにて...」
[訳]:君がご成人なさったのち、事の善悪を判断なさったうえのことであるのに...