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古文単語「さわぐ/騒ぐ」の意味・解説【ガ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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さわぐ/騒ぐ

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ガ行四段活用

未然形さわが
連用形さわぎ
終止形さわぐ
連体形さわぐ
已然形さわげ
命令形さわげ


意味1:自動詞

やかましい音をたてる、騒がしくする

[出典]:万葉集
「み吉野の象山の際の木末にはここだもさわく鳥の声かも」

[訳]:吉野の象山の山間の梢では、たくさんの(鳴き)騒いでいる鳥の声がすることだよ


意味2:自動詞

慌てる、動揺する、うろたえる

[出典]絵仏師良秀 宇治拾遺物語
「『あさましきこと。』とて、人ども来とぶらひけれど、騒がず。」

[訳]:「大変なことですね。」と言って、人々が見舞いに来たのですが、(良秀は)動じていません。


意味3:自動詞

忙しく動き回る、奔走する

[出典]:万葉集
「あしひきの山にも野にも御狩人猟矢手挟み騒ぎてあり見ゆ」

[訳]:山にも野にも狩人が矢を手に挟んで持って、忙しく動き回っているのが見えることです


意味4:自動詞

文句を言う、やかましく不平を言う

[出典]:かしこきものは 枕草子
「さりとてほかへいけば、異心ありとてさわがれぬべし。」

[訳]:そうはいっても他の所へ行けば、浮気心があるといって文句を言われるのだろう。


意味5:自動詞

評判が立つ、うわさする

[出典]:須磨 源氏物語
「忍び忍び帝の御妻さへあやまちたまひて、かくも騒がれたまふなる人は、まさにかくあやしき山賤を、心とどめたまひてむや。」

[訳]:帝のお妃とまで過ちを犯しなさって、このようにうわさされなさる人は、どうしてこのように身分の低い田舎者に、心をとめてくださいましょうか。


意味6:自動詞

混乱する、騒動が起こる

[出典]:烽火之沙汰 平家物語
「小松殿に騒ぐことありと聞こえしかば...」

[訳]:小松殿(平重盛の邸宅)に騒動が起こることがあるとうわさが立ったので...

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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