ドイツ帝国の成立
このパリ包囲戦の普仏戦争末期に、
ヴェルサイユ宮殿の鏡の間でヴィルヘルム1世が戴冠式を行い、
ドイツ帝国が誕生しました。
(ヴェルサイユ宮殿鏡の間におけるヴィルヘルム1世の戴冠式)
普仏戦争の正式な講和であるフランクフルト講和条約により、ドイツは50億フランの賠償金と共に、
アルザス・ロレーヌ地方を獲得します。アルザス・ロレーヌ地方は、鉱物資源が豊かで、ドイツ工業を発展させる原動力となりました。
ドイツ帝国は、連邦国家として成立し、プロイセン王が皇帝に、プロイセン首相が帝国首相となりました。
ビスマルクはドイツ帝国の成立後、一時的に南ドイツを中心とする
中央党の抵抗を受けますが、その抵抗が止むと、ドイツ帝国宰相として、さまざまな政策を打ち出します。
まず、ドイツ帝国領内の産業保護政策により工業化を進展させ、他方で国民の生活保護や福祉制度を確立しました。これにより、ドイツは急速に近代国家となっていきました。