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11_80 文法 / 分詞

高校英語「~している」と訳す現在分詞 現在分詞と過去分詞の使い分け

著者名: ほりぃ
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はじめに

分詞とは ~している ~された と訳す場合に使用される文法テクニックです。分詞には現在分詞過去分詞の2種類があります。
現在分詞は動詞の原形~ingで表し、過去分詞は have(has)+過去分詞で表します。

あれ? 動詞の原形~ing って動名詞のことじゃなかったでしたっけ?また have+過去分詞 も完了形で出てきた文法ですよね。
そうなんです、実は使い方は同じなんです。しかし、意味が大きく変わってきます。

使い方は同じなのに意味は違う。

分詞という1つのくくりなのに、動詞の原形~ingだのhave+過去分詞だのと2つの使い方がある。これが分詞をややこしくしている理由なんですね。

分詞の使い方

では、分詞とは主にどのような場面で使われるのでしょうか。
分詞には2つの意味があります。

現在分詞~ing~している
過去分詞have+過去分詞~された


これは分詞の使い方を覚える上でキーとなるものなので、まず頭に入れておいて下さい

~している

The boy talking to the teacher is Tom. 先生と話している男の子はトムです。

この例文のように~しているというときに使うのが現在分詞と呼ばれる分詞です。
この文章には実は裏があります。

The boy who is talking to the teacher is Tom.

というように、本来であれば関係代名詞を使って書くのが正しい表現です。
実はこの関係代名詞 who is は 省略が可能なんですね。
このように覚えると、作文などをするときに楽です。

しかし、必ずしもこのようなパターンだけではありません。

We are looking at the setting sun.
沈みかけている夕日をながめていました。

この文章の場合、関係代名詞を使って書き換えることはできませんね。
なぜなら setting がかかるのは1つ後ろにある名詞 sun だからです。

分詞1語で名詞を修飾する場合、普通は分詞をその名詞の前におくのが通例です。
この分詞1語というのがポイントです。

The boy talking to the teacher is Tom. を
Talking to the teacher boy is Tom.とかTalking boy to the teacher is Tom.とはできません。
分詞1語で名詞を修飾していませんからね!


次回は「~された」と訳す過去分詞」について説明します。
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・高校英語「~している」と訳す現在分詞 現在分詞と過去分詞の使い分け

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『総合英語 Forest』 桐原書店

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