前回のおさらい
前回は、分詞の中でも「~している」と訳す
現在分詞について説明をしました。
今回はもう1方の、過去分詞について説明します。その前に前回のおさらいです。
分詞には2つの意味があります。
現在分詞 | ~ing | ~している |
過去分詞 | have+過去分詞 | ~された |
これは分詞の使い方を覚える上でキーとなるものなので、まず頭に入れておいて下さい。
過去分詞
それでは過去分詞の説明にうつりましょう。
~された
This is a book written by Haruki Murakami.
この本は村上春樹氏に書かれた本です。
この例文のように
~された というときに使うのが過去分詞です。現在分詞同様、過去分詞の文章にも裏があります。
This is a book (
which is) written by Haruki Murakami.
この文章でも which is という関係代名詞が省略されています。
このように覚えると作文をするときに非常に便利です。
例外もあるよ
しかしながら現在分詞と同様に、過去分詞も必ずしもこのパターンだけではありません。
The garden was covered with fallen leaves.
庭は落ち葉で覆われていた。
このように、後ろの名詞にかかるような場合、省略しているという考え方はできません。
現在分詞と同じように、
分詞1語で名詞を修飾する場合、普通は分詞をその名詞の前におくのが通例です。
まとめ
以上が分詞の大枠です。
細かいことはまだまだありますが、流れを掴んでおけば今後の学習も楽になるはずです。