はじめに
人に「
~してもいいですよ」と許可を与えるのが、助動詞
mayです。
You may smoke in this room.
この部屋でタバコを吸ってもいいですよ。
May I come in?
入ってもよろしいでしょうか?
このように、
肯定文であれば一般動詞の前に、疑問文であれば一番最初にmayを持ってきて使います。
mayとcanの違い
そういえば、許可と言えば「can」も同じ許可を与える助動詞でしたよね。
一体何が違うのでしょうか。
ずばり、
固さが違います。
mayの方がcanよりも固い表現です。
canは日常の様々な会話で使われていますが、mayは、先生と生徒や親子のように
上下関係がはっきりした状況で使われるのが一般的です。
May I~と聞かれたら
先ほどの例でもでてきましたが、もしあなたが May I come in? と聞かれたとしたら、どのように答えますか?
文法的にはYes,you may./No, you may not.で正解です。
しかし今学んだように、mayは上下関係がはっきりした状況で使われるのが一般的で、Yes,you may./No, you may not.は、
はっきり言ってものすごい上から目線の答え方です。
ですので、相手が上下関係にないような場合、もしくは上から目線が失礼にあたるような場合には
Of course.やsure.(どちらも、いいですよの意)で答えるように気をつけましょう。
may もう1つの意味
mayにはもう1つ、
確信のない推量の意味があります。
「
~かもしれない」というやつですね。
She may not come today. 彼女は今日は来ないかもしれない。
場合に応じて使い分けれるようにしておきましょう。