はじめに
語句を強調するときに使う
強調構文ですが、それにはきちんとしたルールに則って作らなければなりません。ここではそのルールについて説明しましょう。
強調構文
まず強調構文ですが、
It is~that…(…なのは~だった)という形をとります。
(
tahtは関係代名詞です。
場合によってはwhoであったりwhichになったりもします。)
It was Sunday morning that the earthquake occurred.
地震が起こったのは日曜の朝でした。
のように使います。
作文に際してのルールを説明しましょう。
ルール1:強調したい語句を前に持ってくる。
前に持ってくるとは
It is~thatの、
~の部分に強調したい語句を入れるということです。
上の、「地震が起こったのは日曜の朝でした」という例文でいくと、強調したいのは
日曜の朝であることが日本語の感覚からわかるはずです。ですので、強調したい「日曜の朝」を前に持っていきます。
言いたいことは先に言っちゃう、まさに英語圏の人らしい考えですよね。
It was Sunday morning.
ルール2:残りの部分はthat以下に
前半の文章が完成したら、あとは残りの文章(ここで言うthat以下)を考えます。
上の例文でいくと「地震が起こったの」の部分ですね。
地震が起こったは、
the earthquake occurred.ですので、あとはこれを先ほど作った文章のthat以下に加えます。
It was Sunday morning that the earthquake occurred. これで完成です。
注意点
強調構文を作るにあたって、2つほど注意点があります。
■時制
強調したいことが現在のことであればIt
is~that…
強調したいことが過去であればIt
was~that…
となりますのでご注意ください。
■動詞、形容詞は強調できない。
It is beautiful that she is.や
It was happened that~.とはなりませんので覚えておいてくださいね。
以上が強調構文の作り方のルールになります。