はじめに
ある語句を強調したいとき、英語では
強調構文というテクニックを使います。
テクニックとは言っても非常に単純なもので、
強調構文を使えるようになれば、英語らしい表現ができるようになります。
早速チェックしましょう!!
It is A that B 【BなのはAです】
強調構文を作るためには、
It is A that Bという形をつくります。
Aが人であれば、「that」のかわりに「who」を使うこともあります。例えば
母「ここにあったケーキを食べたのは誰??」
弟「ケーキを食べたのは兄さん(マイク)だよ。」
といった場合、弟の主張は
It is Mike who ate cake!! と英訳できます。(過去の話しなのでetaが過去形でateになっています。)
本来であれば
Mike ate cake.(マイクがケーキを食べました)とも書けますよね。でもあえてマイクを文章の前に持ってきたのには、
マイクが食べたんだ!!というニュアンスを強調したいがためです。
もう1つやってみましょう。
「沖縄を訪れたのは去年の夏でした。」
これを英訳してみましょう。
日本語のニュアンスから、
ここで強調したいのは「去年の夏」であることはわかりますでしょうか?このことから、
去年の夏を文章の前に持ってきます。
It was last summer.
それは去年の夏でしたと
言いたいことを先に言っちゃいます。
ではその「
it」が何を指すのかを、この文章に関係代名詞「
that」を使って脚色していきます。
It was last summer that I visited Okinawa.
I visited Okinawa last summer.でもいいのですが、
last summerを前に持ってくることで、よりその語句を強調していることを相手に伝えることができます。
こいった表現が使えると、ネイティブに近づいた感じがしますよね!